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さよなら、カタツムリ

2013/06/20

こんにちは。

今日は朝からしとしと雨日和。

前回スタジオの2匹のカタツムリ達を紹介しました。

これから度々ブログに載せていく予定でしたが、

カタツムリ日記は今回が最終回となります。

 

5月18日

『明日から雨だから、カタツムリ達を自然界へ帰してあげよう。』

吉田の一言がきっかけでした。

 

カタツムリにとって、小さな瓶の世界はあまりにも小さすぎる。

空気も新鮮ではないし、雨にも当たれない。

定期的ににんじんや、きゅうりのごはんにはありつけるけど、

きっとバランスが偏っている。

仕事でバタバタして、お世話が出来ず、慌てて夜に霧吹きをしても、

一日中殻から出てこない日もありました。

きっと全て伝わっていたんでしょうね。

そう思うと、やっぱり生まれた自然界で生きていくのが正解だと一致団結しました◎

 

ここから『さよなら、カタツムリ』〜ショートドラマをお送りします。

※このドラマはノンフィクションです。

出演:G.Mukai&Y.Inagaki

撮影:E.Matsumoto

_MG_8475

長年過ごして来た瓶から出してあげると、警戒心無く手の上を歩き出した◎

今日の別れ、新たな旅立ちの事分かっているのかな?

 

_MG_8486

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仕事の合間に、カタツムリの部屋を覗き込んで観察したり、カタツムリの成長を喜んだり、驚いたり、心配したり、

今思うと、毎日必ずカタツムリ達を話題にしていました。

日々カタツムリに心を癒され、時には励まされ、救われていたんだろうなぁ。

_MG_8495

 

カタツムリ達を手に乗せたまま、思い出話をしながら近くの公園にたどり着きました。

カタツムリ達はこの時どんな心境だったのでしょうか。

_MG_8501

 

公園の奥に紫陽花の花を発見しました。

『あそこに放してあげよう!』

『そうしましょう!良さそうな場所◎』

 

と目的地の決まった足取り軽やかな向井少年と稲垣少年。(あ、一人は女の子でした<^V^;)

_MG_8504

 

さぁ新しいおうちはここだよ◎

これから頑張って生きていってね。

ごはんもちゃんと食べて、元気な卵産んでね。

_MG_8510

 

ひょんなことから、共同生活が始まったこの2匹。

約1年間。

お互いどんな存在だったのだろう。

どんな事を感じ合って、どんな会話していたのだろう。

2匹が冬眠した時に、瓶の中で殻を寄せ合って眠っていた姿には、本当に心暖まったよ◎

最後に2匹を近づけると、自然と寄り添っていったような気がします。

これから2匹は別々の道で生きていくのか、また偶然にも再会して一緒に生きていくのか。

_MG_8480

元気でね。

ありがとう、そしてさようなら、カタツムリ。

でんちゃん、ノッコちゃん今まで本当にありがとう◎

 Fin.

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